昔の車の
ヘッドライトはガラスが主な素材でした。
近年の車は、ガラスからポリカーボネート(樹脂)に変わっています。
それが主な原因となって
ヘッドライトが黄ばむという現象が起こりやすくなっています。
ではどうしてポリカーボネートは黄ばみやすいのか原因を見ていきたいと思います。
▼ポリカーボネートが黄ばみやすい原因
■紫外線
ポリカーボネートは、耐久性や透明性が高いことが特徴ですが紫外線に弱いというデメリットがあります。
車が新しいうちは紫外線予防のための仕上げ材がきいていますが、それもしだいに経年劣化していきます。
■熱劣化
ヘッドライトのバブルはかなりの高温になります。
ポリカーボネートの耐熱温度は120~130℃と言われていますので、材質としてはとても優秀です。
しかし、ライトカバーにも熱が伝わってしまいやすくそれが原因で劣化しているとも言えるでしょう。
■小さな傷に汚れが定着
ガラス製の
ヘッドライトに比べると、ポリカーボネートの強度は低めです。
その分傷も付きやすいということになります。
正面から小石やゴミなど受ける
ヘッドライトには、小さな無数の傷が付きそこに汚れが付着しています。
それが黄ばみや曇りとなっている原因の一つです。
ヘッドライトが黄ばんだまま放置しておくことはおすすめできません。
なぜなら、ライトが曇った状態では見えにくさを感じ事故リスクが高まるからです。
▼黄ばみの予防法
・紫外線が当たらない駐車スペースを確保する
・洗車用のクリーナーに注意する
黄ばみが定着してしまうとなかなか落ちなくなってしまうため、日頃から予防をしておくことが大切です。
▼まとめ
ヘッドライトは紫外線や飛び石など外的要因でも傷つきやすい場所です。
ヘッドライトの透明感を保ち、夜間でも安心して運転できるように定期的にケアを行いましょう。
セルフで除去することも可能ですが、より綺麗な仕上がりを求めるなら専業業者に依頼してみるのも良いと思います。
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ぜひ、お気軽にお問い合わせ下さい。